テクノロジーセミナー #5「AIはエンジニアを置き換えるのか?」開催
NALでは現在、AIDD(AI Driven Development=AI駆動型開発) を次世代の成長戦略として掲げ、組織的な取り組みを強化しています。
AIDDとは、AIを単なる効率化ツールとして利用するのではなく、要件定義から設計、実装、テスト、運用までの一連の開発プロセス全体にAIを組み込み、開発スタイルそのものを進化させるアプローチです。
世界的にエンジニア不足が深刻化する中、AIDDは「生産性向上」「品質改善」「開発スピードの加速」を同時に実現できる可能性を秘めており、グローバルIT業界でも注目が集まっています。オフショア開発を強みとするKEKEにとって、AIDD能力をいかに社内に根付かせるか は、将来の競争優位を左右する重要なテーマです。
社内への投資と取り組み
NALではこの戦略を実現するため、以下のような社内活動を推進しています。
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定期的なテクノロジーセミナー開催
社員がAIや最新開発手法について学び、実務に応用するきっかけを提供。 -
PoC(概念実証)の積極的な実施
小規模な実験プロジェクトを通じ、AIDDを実際の開発現場でどう活かせるかを検証。 -
ガイドラインやナレッジの蓄積
社員が共通して活用できるフレームワークを整備し、開発効率を高める。 -
エンジニア育成プログラム
新人からベテランまで、AIを「使いこなす人材」へと成長させる。
第5回セミナー開催:「AIはエンジニアを置き換えるのか?」
これらの活動の一環として、先日 第5回テクノロジーセミナー が開催されました。テーマは「AIはエンジニアを置き換えるのか?」。
社内外の専門家を招き、AI時代におけるエンジニアの役割や、必要とされるスキルセットについて活発な議論が交わされました。
特別ゲストとして登壇したヒエウ氏(物流・EC・教育分野で多数の大規模プロジェクトを成功に導いた実務家)は、15年以上の経験をもとに以下の点を強調しました。
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AIの本質と限界
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将来のエンジニアに求められる能力
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AIを「恐れる存在」ではなく「共に働くパートナー」とする姿勢
このような取り組みを通じて、NALは社員一人ひとりが AIDD型の開発をリードできる人材 へと成長することを目指しています。これにより、システム開発における生産性・品質の向上を実現し、お客様により大きな価値を提供してまいります。