品質向上への取り組み

弊社は、顧客と「価値共創」し、従来オフショアのソフトウェア開発の限界を克服した、「ブレインアウトソーシング」の活用でDXを支援する「DXオフショア」を提供しています。日本のITエンジニア不足への課題解決の促進、お客様や社会の課題解決のための貢献を目指します。[優秀な人材]x[デジタル技術]x[Agile開発]でDXオフショア開発に長年携わってきた当社では、お客様に提供する製品・ソリューション等の品質に対して徹底的にこだわっており、当社の存在価値がこの品質の高さにあるという意識をもって、「顧客と価値共創し、可能性を最大限に」というスローガンのもと、日々品質向上に取り組んでいます。

お客様の期待に応える品質サービスを提供しお客様満足を実現させます。

  • 不具合、クレームの防止に努め、柔軟できめ細やかなサービスを提供します。
  • プロジェクトリスクを監視・対策し低減します。
  • ひとりひとりの成長を支援するための環境整備に努めます。
  • 自律的かつ継続的に改善を行います。

品質管理の考え方

高品質の製品を安定してつくり続けるためには、品質管理が欠かせません。良い品質の製品ができるように、以下のような条件をすべて満たす必要があります。

1. 要件、エンドユーザーの実験および市場に適合させること

顧客が望む機能要件を満たすこと

エンドユーザーの使用目的に適したものとなること

2. 開発技術に適合させること

ソフトウェア開発の技術要件を満たすこと(信頼性、安全性、保守の容易さ、パフォーマンス等の非機能要件も確保すべき)

3. 関係者を満足させること

ソフトウェア開発工程の直接関係者を満足させること

品質保証の方法

NALでは100%のプロジェクトがアジャイル手法で展開

  • 開発中の突発的な課題に対し、臨応変に柔軟な対応が可能で開発スピードが速い
  • 開発途中もコミュニケーションを取りながらフィードバックを行う顧客のニーズに最大限応えることができる
  • 開発チームは継続的に改善努力をし、顧客の長期的な成功に寄与しようとする精神を持ち、プロジェクトは顧客の成功を助ける手段と考える
  • (プロキシ)プロダクトオーナーは、顧客のビジネスドメインからプロジェクトの仕様内容まで完璧に理解し、開発チームに正しく伝える
  • スクラムマスターはプロセス管理に専念し、開発チームと一緒にプロジェクトの品質を確保する

アジャイル手法による品質保証(アジャイルテスト)

アジャイル開発では、機能ごとにスプリントを設置し、そのスプリントを順番に完了させていくことで開発サイクルを回します。各スプリントでは担当する機能を実装するために必要な工程が盛り込まれており、その機能だけで見ればスプリント内で完結する仕組みです。テストに関しても例外ではなく、各スプリント内で実施しなければなりません。これは他のスプリントとは関係なく実施することができます。テストにより不具合が見つかった場合には修正を行いますが、その際にも他のスプリントに影響が及ぶことはありません。

なお、アジャイル開発はスピードを重視する際に用いられる開発手法です。そのため、テストを実施する際にも、できるだけスピーディーに行わなければなりません。早い段階で問題点を発見できれば、それを修正する作業も早期に行えます。遅くなってから修正するよりも工数が少なくて済むでしょう。

   伝統的な品質保証観点 

(バグを見つけることに集中)

NALが従っているAgile的な品質保証の観点

(バグを防ぐことに集中)

品質保証の仕組み

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Built-in Quality

品質の造り込み

品質はテストより前に作り込むべきです。また、品質を上げるのがテスト自体ではなく、その後の活動であるという考えで、工程で品質を保証できるまでつくり込む、つまり不良が出ないようにしています。

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Whole Team

全員参加

製品やサービスの作成プロセスに直接的および間接的に関与するすべての個人は、最終製品の品質に責任を負います。

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Proactive PO

プロアクティブPO

弊社のプロダクトオーナー(PO)は、プロジェクト関連者と開発チームの間の架け橋として担うため、PO側からの品質観点は、主に製品とサービスの要素に焦点を当てています。

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Proactive SM

プロアクティブSM

AL・SM(Agile Leader・Scrum Master)側からの品質視点は、個々のチームメンバー、技術プロセス、チームに展開されたツール、および作業環境である品質に影響を与える3つの要因の包括的な観点になります。

ITサービスを一貫した品質で提供し顧客満足を向上させるためのマネジメントシステム規格

ISO 9001-2015 (品質)

一貫した品質の製品・サービスを提供し、顧客満足を向上させるための品質マネジメントシステム規格

この品質方針を具体化するための基本的な品質システムを品質マニュアルに定めます。社内全ての組織は品質方針を理解するとともに、品質マニュアルに定められた品質システムを実施維持し、お客様が安心できるソフトウェアを提供してまいります。

ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)

セキュリティリスクに適切な対応(情報の機密性、完全性及び可用性を維持)

情報セキュリティマネジメントシステムを確立し、導入、運用、監視、見直し、維持及び改善を行います。役員を含むすべての従業者は、この目的を理解し、当社のISMS基本方針ならびに確立した情報セキュリティマネジメントシステムの規定や手順を遵守することで、情報セキュリティ重視の考えで業務を遂行します。