2023年6月14日~2023年6月16日にに幕張メッセで開催された「APPS JAPAN(アプリジャパン)2023」にて当社の強みであるDX人材や自社ローコード・ノーコードに関するサービスを出展いたしました。3日間を通じて多くの方々に弊社ブースへお立ち寄りいただきました。
1. APPS JAPANの展示会全体
APPS JAPANはDX時代のアプリ開発・サービス提供企業が集結する専門展です。
本展示会では、様々なアプリを一度に確認でき、アプリビジネスの拡大を促す機会を提供しました。
スマートフォン、タブレット、パソコン、テレビやデジタルサイネージなどインターネットに繋がる様々なアプリの活用の広がりや、ウェアラブルデバイス、交通、医療、教育など、様々なシーンにおいても活躍が期待されているアプリを一挙ご紹介されました。
APPS JAPAN 2023は、「Interop®︎ Tokyo 2023」「DSJ2023」「Vision AI EXPO 2023」と併催されるイベントであり、各会場の行き来も自由です。イベントの会場は、Interopの一角に設けられて、多くのベトナムIT企業が参加し、
APPS JAPANの詳細はこちらにてご参考ください。
なお、今回はデジタルテクノロジーや生成AIなどの特別企画がありました。
・ヒトをキーワードとしたデジタルテクノロジーと未来:
ヒト型のデジタルAIアバターやデジタルツインと、身体能力や知覚を向上させる人間拡張(Augmented Human)といったデジタル技術と組み合わせることで、多くの産業が抱える労働力不足やコスト効率化などの課題解決、あるいは医療・介護分野での人への貢献などが期待されていました。本企画は、デジタルサイネージ ジャパンとAPPS JAPANの合同企画として開催することで、デジタルサイネージやアプリでの技術の活用にもフォーカスし新たな価値の創出に取り組みました。
・生成AIで加速する、新たなコンテンツの形とビジネス革新:
ChatGPTをはじめとする会話型AIや画像生成AIなども爆発的にユーザーが増え、AIとビジネス変革における節目を迎えていました。AIによる生成技術が進化し、その可能性や応用範囲は今後ますます広がっていくでしょう。本企画では革新的なコンテンツ生成につながるジェネレーティブAIがビジネスにどのように影響していくか考えていきました。
<概要>
開催展名 | APPS JAPAN(アプリジャパン) 2023 |
会期 | 2023年6月14日(水)〜 16日(金) 10:00 〜 18:00 ※最終日のみ17:30まで |
会場 | 幕張メッセ(展示ホール7) |
NALブース番号 | 7S24 |
アクセス | 会場のアクセス情報はこちら |
ご来場に関して | ・入場料(web登録なし or 招待状なし):5,000円(おひとり様) ・入場料(web登録あり or 招待状あり):無料 |
今年のAPPS JAPANには、約10万人が来場しました。
また、面白い基調講演もいろいろありました。
・ChatGPTをはじめとするジェネレーティブAIの世界とマイクロソフトの戦略
スピーカー:日本マイクロソフト(株)西脇 資哲 氏
話題のChatGPTなど、これからのデジタルトランスフォーメーションの中心となるであろうジェネレーティブAI技術の最前線をお話しました。ChatGPTを用いた実際の動作の例を交えながら、その驚異的な自然言語生成能力をご紹介し、企業活動への応用可能性を解説しました。さらに、マイクロソフトがAI技術の発展とともに描く戦略についてお話し、経済や社会へのインパクトや将来のビジョンを展開しました。本講演を通じて、参加者の皆様にデジタルトランスフォーメーションの最先端技術とその活用方法を理解していただき、その期待と可能性を広げることを学んでいただきました。
・web3 と AI – 変革への道
スピーカー:デジタルガレージ(株) 伊藤 穰一 氏
ブロックチェーン技術は、相互運用性、透明性、説明責任の新たな時代をもたらします。そしてAIにより、解釈可能性、拡張性、アクセシビリティが追加されます。AIとweb3を組み合わせることにより、プログラム可能なビジネス、法律、社会を通じて、社会を調整する新たなレイヤーが創出されます。このような時代では、私たちのあらゆる取り組みが加速して進められることから、テクノロジーに精通した法や倫理は、これまで以上に不可欠なものになる見通しです。本講義では、web3、DAO、AI、不確実性コンピューティングの可能性と、その実現に必要なアーキテクチャのパラダイムシフトについて解説しました。
・AWSでの生成系AI (Generative AI) と日本のDXでの活用
スピーカー:アマゾン ウェブ サービス ジャパン(同)瀧澤 与一 氏
Generative Pre-trained Transformer、すなわち事前学習され生成系AIが世代を超えて浸透しつつあります。新しい技術を業務に活かす上で最も重要なことは、安全性と迅速性の両立です。検索の正確性や、データの鮮度、業務にどう活かすか、社内データ・知的財産の保護、TCOとしての価値算定など、実際のデジタルトランスフォーメーション(DX)にどのように活かしていけば良いのかについて、AWSの最新サービスも含めて紹介しました。
AWSでは、民間企業やガバメントクラウドのような政府機関をはじめとする公共機関のお客様に対して、人材育成やカルチャの変革、最新のテクノロジーで、安全なIT環境の実現をサポートしてきました。AWSの生成系AI (Generative AI) においては、一般のお客様には、より「使いやすいAI」としてインターフェースを提供し、開発者の方にはこれまで蓄積してきた組織内のデータや統計・機械学習で研鑽されてきた研究成果や知的財産を利活用し、その価値を高めていける可能性を提供しました。本セッションでは、社会・企業のルールに沿った安全なデータへのアクセスと最新の生成系AI (Generative AI) の活用について説明しました。
その他、以下の通りに同時開催イベントもありました。
・最新のICTとそのソリューションを体感するInterop Tokyo:
Interop Tokyoはインターネットテクノロジーのイベントです。1994年の日本初開催以来、毎年国内外から数百の企業・団体が参加し、技術動向とビジネス活用のトレンドを、会場でのデモンストレーションやセミナーを通じてお伝えしてきました。国内のインターネットや技術革新の歴史と共に歩んできたこのInterop Tokyoをご覧いただくことで、インターネット分野のトレンドをいち早く体感いただくことができます。
・デジタルサイネージの最新動向を伝える展示会:
街中のメディアとして多様な役割を果たす「デジタルサイネージ」にフォーカスし、デジタルサイネージの最新技術とその活用法をご覧いただけまました。本イベントでは、デジタルサイネージ産業の課題解決と新市場の創出、あらゆるビジネスシーンにおけるサイネージの利活用事例を紹介しました。
・新しい価値を生み出す画像認識AIにフォーカスした専門イベント:
IoTが社会に浸透し、さまざなデータの収集・処理の高度化が進んできました。求めらる処理のクリティカル性が高まるに連れて、処理のリアルタイム性やセキュリティ面の観点からエッジデバイス上でAIモデルを動かすエッジAIのユースケースが増えてきていました。本イベントでは、画像認識AIに関連するテクノロジーの利活用事例を紹介しました。
2. NALブースの様子
当日には、色々と他社のブースもまわる中で印象的だったのは各企業とも自分たちの「ブースの見せ方」に力が入っていたことです。弊社ブースでデモを見ながらの検討、DXソリューションについての相談など濃い打ち合わせができるということで多くの来場者の方がいらっしゃいました。名刺交換や商談、更にはリード顧客獲得も実現致しました。
NALは出展で、お客様の以下のような課題に関する解決方法のご相談・ご提案いたしました。特に技術者不足、適任のエンジニアの確保等の課題を解決できるサービス、 レベニューシェア・モデルのラボ型開発「アクティブラボ」、自動化支援ローコードツールAppflow等を紹介いたしました。
具体的には、今回、弊社ブースでは、以下4つの主なサービスを展示いたしました。
モートエンジニアを自分達の社員のように思えば自分達の社員のように扱うほど、リモートエンジニアも自分達の会社のように振る舞い自分達で開発しているシステムへの愛着心向上
・開発コスト削減
・中長期の開発リソース確保
・海外進出・グローバル展開 ベトナムで開発子会社設立
・新規プロダクト開発のスピードアップ
・システム開発シ運用の内製化
バラバラな情報がーつにまとまり、チームプレー向上、業務自動化支援
・すべてのプロセスを自動化
・迅速なビルドとデプロイ
・無制限のカスタマイズ
③ 新規サービスPoC高速開発
・スピード開発
・高速開発の基盤
・成功プロセス
・一貫サポート
④ 従来オフショア開発
まとめ
3日間を通して想定していたより多くの方にご来場頂く事ができました。今回の開催で、お話させていただいた皆様からの、お問合せ対応についてのお困りごとやお悩み、しかと受け取らせていただき、DX人材(又はX人材)を検討されている企業様の大きなニーズを感じる事ができました。3日間で多くの方とお話しをさせていただき、大変実りある3日間となりました。お忙しい中、ご来場頂きました皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。